脱毛クリームの怖さ
「脱毛クリーム」「除毛クリーム」とも言われたりしますが、どちらも同じものです。
塗って洗い流すだけでムダ毛が無くなりつるつるの肌になる、こんな魔法のような脱毛クリーム、使った事ありますか?
脱毛クリームの仕組みや特徴など、一度こちらを読んでみて下さい。
広範囲のムダ毛を短い時間でいっぺんに脱毛できる、というのが大変便利なのですが、肌の炎症を引き起こすという、大きなデメリットがあります。
皮膚表面上にある毛のみを除毛するので、数日後にはポツポツと生えてきます。
「毛を溶かす」という特徴から、生えてきた毛の表面がカミソリで処理した時のようなチクチク感が少ないので、また脱毛クリームで除毛したりします。
こうやって、頻繁に脱毛クリームを使ってしまうとさらに肌トラブルが引き起こされてしまいます。
「優しい配合、スキンケア成分配合、肌の弱い人でも使える」などと宣伝しているものでも同じです。
低刺激をうたっていてもカミソリより肌負担が大きいです。
脱毛クリームを使った時に炎症を起こすだけでなく、これを引き金にアレルギー体質になってしまうケースもありますので注意が必要です。
脱毛サロンに勤務していた時に、たくさんのお客様を見てきました。
脱毛を始める前に、必ず今までの自己処理方法をお聞きしますが、時々脱毛クリームを使われている方がいらっしゃいます。
- 長期間、足のすね部分を処理されていた方は、肌に黒ずみが出て触ると固く、毛も固く濃くなっていました。
- VIO部分に使用していた方は、ひりつきと痒みに悩まされてました。
- 腕に使用した後、紫外線を浴びシミになった方もいました。
- 足全体に使用してから、徐々にぶつぶつが出始め、使用を辞めた後も治らない方もいました。
- 男性のひげ部分に使用された方は、赤いかぶれとぶつぶつが出て、炎症が治るのに半年以上かかってました。
- 治った後も炎症があった部分は、寒さにあたると赤くなります。
脱毛クリームを使われた方の皮膚は固くなり、毛が濃くなっているのが現状。
それだけ皮膚に負担をかけて毛と皮膚を溶かしています。
人間の再生能力で、皮膚は負担を察知して次に生えてくる毛を濃く固くします。
一度このような症状を起こすと、これを引き金に色々な症状がでてきて、いざ、光脱毛やレーザー脱毛をしようと思った時にできない、といった事もあります。
そして、未だに間違った知識を持っている方が大勢います。
「毛根から抜ける」
「次に生えてくるのが遅くなる」
「何回か使うと生えてこなくなる」
そんな脱毛クリームはありません。
呼び名が「脱毛」と付いているから誤解するのかもしれませんが、脱毛クリームと言われるものも全て「除毛クリーム」です。
毛穴に入り込んで毛を除毛するわけではないので、カミソリ処理と同じです。
ですが、まだカミソリ処理のほうがいいです。
カミソリ処理も皮膚を少なからず削ってしまうので、やりすぎるとトラブルをおこしてしまいますが、薬品で皮膚にダメージを与えるよりはマシです。
ムダ毛の悩みは大きく、どの手段で解決するか迷うところですが、脱毛クリームだけは使わないでください。
必ず、後々に差が出てきます。
価格が安く、ドラッグストアやネットで手軽に手に入り、また、あちこちでお勧めの宣伝がある為、つい使ってしまいそうになるかもしれませんが、手軽さの裏には怖いデメリットがあります。
綺麗になる為にムダ毛処理しようと、誤った選択をして欲しくないです。
ムダ毛を脱毛したいのなら、脱毛に特化したサロン、または病院がいいです。
光脱毛、医療脱毛、色々ありますが その人の毛と肌の状態、痛みに強い弱いなどで どれが最適かは違います。
価格面でサロンや病院を躊躇するかもしれませんが、手間、時間、負担を考えれば、結果的にはこちらの方がお得だと思います。
中には内容が酷いサロン、病院もありますので、キャンペーンなどに惑わされずにきちんと選んでくださいね。
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